長鎖ポリリン酸 口臭防止隊

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長鎖ポリリン酸

長鎖ポリリン酸が、歯周病の予防・改善効果があることから口臭の予防・改善に効果があるとされています。



長鎖ポリリン酸は、ほとんどすべての生物の細胞内、組織内に存在し、リン酸が直鎖状に重合しているポリリン酸のうち、千個近いリン酸が重合しているもので、数個のリン酸が重合しているものを短鎖ポリリン酸といいます。



長鎖ポリリン酸は、細胞と細胞の作るわずかな隙間で指令を伝える生体分子のFGF (線維芽細胞増殖因子)に対して働くとされています。FGF (線維芽細胞増殖因子)は、細胞の種類に対応して、いくつもある細胞増殖因子のひとつです。



たとえば、上皮細胞に作用する増殖因子はEGF、神経細胞に作用するのはNGFです。FGF (線維芽細胞増殖因子)もその一つで、「線維芽細胞(Fibroblast)」に作用します。線維芽細胞は皮膚などの組織にあって、活性化されるとコラーゲンを盛んに生産し細胞の外側を埋めていく性質があります。



長鎖ポリリン酸の、この作用を利用して、傷ついた皮膚患部にFGFを長鎖ポリリン酸とともに投与する治療法が試みられより効果的であるとの報告があります。



長鎖ポリリン酸は、本来不安定な細胞増殖因子であるFGFと結合し、FGF自体を安定化するとともにFGFがより安定する多量体となるよう、そのレセプター(受容体)に結合するのを助けます。



従って長鎖ポリリン酸が介在することでFGFからの細胞増殖促進のシグナルが強められ、細胞増殖が促進されます。この原理により、歯周組織の修復、再生を促進させます。



長鎖ポリリン酸は、歯周病菌に対し、強い増殖抑制効果を持っている事が明らかになっていて、その制菌効果により歯周組織の炎症や歯周病の進行を食い止める働きを期待されてもいます。



このことから、長鎖ポリリン酸は歯周病菌の増殖を抑制しつつ組織修復を促進し、なおかつ、骨再生促進効果も持ち合わせている生体に無害な成分であることで高く評価されています。



そのため軽度から重度の歯周病に効果が期待されていて、歯周病が原因の口臭の予防・改善に効果が期待されています。

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